医療機関や介護施設以外でも頻繁に使用される「栄養補助食品」ですが、今回の記事では栄養補助食品に絞ってその定義や効能、活用方法などを徹底解説いたします。
栄養補助食品とは?
医療従事者や介護施設で働く方であれば、一度は聞いたことがあるであろう「栄養補助食品」。今回の記事では、栄養補助食品について解説していきますが、まずそもそも「栄養補助食品とはなにか?」を解説していきます。
栄養補助食品は、通常の食事のみでは一日の必要な栄養量を摂取することが難しい場合に活用される食品です。
栄養補助食品には、通常特定の栄養素が他食品と比べて多く配合されており、少量の食事でもより多くの栄養素を摂取することが出来ます。
例えば、介護施設などで食が細くなってしまったり、咀嚼機能が衰えてしまった方が、一日の食事量では必要な栄養素が摂取できない場合に、栄養補助食品を摂取して、不足分の栄養素を摂取する際に活用されます。
補助する栄養は様々あり、特に高齢者施設や医療機関などでは「鉄分」、「カルシウム」、「ビタミンC」、「食物繊維」、「カルシウム」、「亜鉛」などが不足してしまいがちなので、少量の食事でも上記栄養素を多く摂取できる食品が多く出回っております。
類似商品との違い
「栄養補助食品」と類似する食品として、「特定保健用食品」(いわゆるトクホ)や「栄養機能食品」、「機能性表示食品」などがありますが、これら3つの食品は、「保健機能食品」として扱われ、中には国の審査や届け出が必要なものもあります。
「栄養補助食品」は、上記「保健機能食品」にはカテゴライズされないため、特に国の審査や法律によって制度化はされておりません。そのため、栄養補助食品は、いわゆるサプリメントなどと同様に「健康食品」にカテゴライズされることが多いです。
栄養補助食品の活用方法
栄養補助食品の定義やカテゴリが明確になったので、実際の活用方法を解説していきたいと思います。
医療機関などで咀嚼機能の一時的低下により固形物を食べられなくなってしまった場合
医療機関で怪我により、一時的に固形物の咀嚼が難しくなってしまっている場合に、通常であればフルーツや野菜によって摂取できる栄養素の摂取が難しくなっている場合があります。
そのような際には、プリン等の非固形物で栄養を摂取することがおすすめです。
プリンでは、鉄分や食物繊維、ビタミンCなどの摂取が可能であり、咀嚼力が低下している患者様にも非常に食べやすい一品となっております。
介護施設などで食が細くなってしまい、食事の量が減り、必要栄養素が摂取できない場合
介護施設などに入居している高齢者は、食が細くなってしまい、以前ほど食事自体ができなくなっている方も多いです。
そのような場合に、いかに少量で、かつ美味しく、栄養素を摂取できるかが需要なポイントとなります。
そのような方におすすめなのは、少量で一日分の栄養素を摂取できる「ゼリー」類の商品です。
おすすめするゼリーは、1食で一日で11種類分のビタミンと亜鉛が5mg摂取できるゼリーです。高齢者に不足しがちな栄養素を1食で簡単に摂取することで、適切な栄養バランスを保つ事ができます。
まとめ
今回の記事では栄養補助食品について解説いたしました。
「業務用デザート・業務用スイーツ.com」では、解説したような栄養補助食品を多く取り扱っております。お客様に最適な栄養素、分量、味などを兼ね備えた商品が多く掲載されているので、医療機関や介護施設に受持している方はぜひ一度ご参照いただければと思います。