今回のコラムでは、高齢者の低栄養対策!予防のポイントとおすすめ高カロリー食品をご紹介いたします。

身体に必要なエネルギーが不足している低栄養の状態は、特に高齢者に多いと言われております。

低栄養は虚弱の原因となり、要介護状態や死亡のリスクを高めます。

加齢に伴って味やにおいを感じにくくなり食欲も落ちやすくなり、噛む力や飲み込む力が弱まるといった身体の状態の変化により、食事量が減少しエネルギーが不足することが挙げられます。

低栄養になるとこうした身体機能の低下が更に進み、機能障害の一因となりますので、低栄養を予防し、身体機能を維持し、生活機能の自立を保つことが大事です。

 

 

高齢者が低栄養になる3つの要因

高齢者が低栄養となる主な要因3つを下記に書き出してみました。

身体的要因

咀嚼・嚥下機能の低下、消化・吸収・代謝機能の低下、味覚・視覚・嗅覚など感覚機能の低下、運動機能の低下、慢性疾患など

精神的要因

孤独感、社会的疎外感、認知症・うつ病などの疾患、家族や友人との死・離別、生きがい・生きる意欲の喪失慢性疾患、食事や調理への関心の喪失、独居、コミュニケーション障害、閉じこもり

環境的要因

経済的困窮、買い物・調理能力の欠如、栄養知識の欠如

上記のように様々な側面から低栄養になる原因を抱えています。

 

低栄養予防のポイント3選

エネルギー摂取量や、筋肉、皮膚、内臓などの体をつくるタンパク質やビタミンが慢性的に足りない状態を「低栄養」といいます。

「低栄養」は急激に体調が悪化するような状態ではありません。しかし、栄養が満足にとれない状態が続くと、徐々に身体に悪影響を及ぼすようになります。

元気な身体を保つには「エネルギー」と「タンパク質」が必要です。

 

 

低栄養の予防には3つのポイントがあります。

食生活を見直し、バランスのいい食事を心掛ける

短期間の間に体重やBMIの急激な減少が見られた場合は、病院の受診や食生活の見直しといった早期の対応が必要となってきます。

たんぱく質の多い食材を取り入れる

主菜を先に食べたり、シチューなどの調理で加水する際に牛乳やスキムミルク、豆乳を加えたり、間食として肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを使った軽食や洋菓子を選ぶようにしましょう。

間食などで食事の量を増やす

食欲が低下した高齢者の食事量を確保するためには間食や補食を考えてみるといいでしょう。

また上手に栄養補助食品を利用して、毎日の食事だけでは補えない栄養素を補うのもおすすめです。栄養補助食品はゼリー状、ドリンクタイプが多く、味や風味もデザート感覚のものもあり食べやすく工夫されています。高カロリーのエネルギー補給するものや、たんぱく質を補給するもの、ビタミンを補給するものなど、目的や用途に応じて種類が豊富にありますので、ぜひ上手に使ってみてください。

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上手に栄養を摂取するには

低栄養の予防のためにもカロリー、タンパク質を意識的に摂取するようにしましょう。

 低栄養予防食材として・・・

◎冷蔵庫:卵、納豆、豆腐(150g×3丁)、魚類ねり製品(ちくわ、カニカマ)、サラダチキン、ハム、蒸し大豆、チーズ、ヨーグルト(又は飲むヨーグルト)

◎常温保存:魚水煮缶、魚味付缶(サバ、サンマ、いわし)、肉味付缶(焼き鳥缶、コンビーフ)、魚肉ソーセージ、具入りふりかけ、パックごはん、乾麺(そうめん、うどん)、スキムミルク(味噌汁、カレー、シチュー、卵焼き、ポテトサラダ、コーヒーに使ってみる)

◎調味料:めんつゆ、マヨネーズ、ごま油、オリーブオイル、バター、はちみつ、きな粉、すりごま、ピーナッツクリーム、チューブ入り香辛料(しょうが、からし、わさび等)

◎おやつ:チョコレート、ミルク菓子、アイスクリーム、プリン、水ようかん、甘納豆、どら焼き、栄養補助食品(高カロリータイプ、高栄養タイプ)

これらの食品を意識的に食べて摂取しながら、在庫しておくことも大事です。

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栄養補助食品を上手に活用しましょう

どうしても食欲が無かったり、食べる量が少ない時には、医師の指示で処方してもらえる栄養剤や、食品メーカーが販売している栄養補助食品には少量でも高カロリー食品、高栄養な食品がありますので、上手に活用し低栄養を予防しましょう。

 弊社の「ギュッと完熟シリーズ」は、3粒(50g)で80キロカロリーを摂取できて、さらに鉄分6.0mgも摂取できるので、少量高カロリーを実現しています。

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また、「和みのひとときシリーズ(プリン)」は、50gで80キロカロリーを摂取できて、さらに、タンパク質5gと亜鉛5mgも摂取できる商品です。

和みのひとときプリンシリーズ

 

どちらもデザートとして、食べることが出来て、不足しがちなカロリーを補えます。

 

まとめ

最後に、この記事で紹介した内容を簡単にまとめておきましょう。

・はじめに

◎特に高齢者が「低栄養」になることがある

・低栄養になる原因

◎身体的要因、精神的要因、環境的要因

・低栄養の予防に

◎食生活の見直し、たんぱく質の多い食材を取り入れる、間食などで食事の量を増やす

・上手に摂取するには

◎冷蔵庫、常温保存、調味料を工夫して食材を揃えておく。

・栄養補助食品を活用

◎医師の指示のもと、栄養剤。食品メーカーが販売していえる栄養補助食品を活用

 

 

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