高齢になっても、食後のデザートや間食としてのおやつは楽しい時間の1つだと思います。

高齢者へのデザートやおやつの提供は単に楽しんでもらうだけでなく、栄養補給や水分補給の要素も考慮しながら提供できる事がよいと考えています。

このコラムでは、高齢者へ提供する際のデザートのポイントから人気のデザート、食べづらいデザートやおすすめの簡単デザートを紹介します。

 

 

高齢者向けデザートのポイント

高齢者になっても、食後のデザートや間食としてのおやつの時間は楽しい時間の1つです。

また、お誕生日や行事イベントなどを華やかに盛り上げるのに欠かせないものがデザートだと思います。食事と同様に、デザートやおやつも高齢者に配慮したものを提供することで、楽しい時間を過ごしましょう。

ここでは、高齢者向けデザートのポイントをいくつか書いてみました。

デザートやおやつは高齢者であっても私達と同じように「おいしい」と思える事が一番です。

高齢者が知っているような有名店のお菓子や、おやつレクで自分達が手間をかけて作ったお菓子なども「おいしい」と感じる要素の1つです。

「おいしい」の次にくるポイントは、食べやすいではないでしょうか。せっかく美味しいデザートやおやつであっても食べづらいのでは、おいしさも半減してしまいます。

食べやすさのポイントとして、やわからかいもの(噛めるもの)、飲み込みやすいもの、ちょっと冷たいものがポイントとなってきます。

これらの要素をチェックしながら、おいしいデザートやおやつを提供しましょう。

 

高齢者に人気のデザートとは

上記にも書いたとおり、おいしさと食べやすさが兼ね備えたものが人気のあるデザートやおやつとなってくるでしょう。

お餅やお団子、羊羹、おせんべいの和菓子

誤嚥や咀嚼に注意しながら、提供するようにしましょう。お餅はもち米の代替え品もありますので、そのような食材を上手に利用し大きさにも注意して誤嚥を防ぎましょう。

ゼリー、プリン、アイスクリーム、ババロアなどの洋菓子

これらのデザートは噛むことなく食べることができる口どけのよいものもあり、冷やして食べることで体温との温度差で、嚥下反射が誘発されやすく食べやすくなります。

 

 

カステラ、バウムクーヘン、マドレーヌ、ケーキなどの洋菓子

これらのデザートは、高齢者が知っている有名なお菓子も多く、また、やわからかいお菓子でたべやすいものが多いです。

 

高齢者が食べづらいデザートとは 

すべての高齢者が該当するわけではありませんが、ここでは高齢者が食べづらいとされるデザートを書いていきます。

パサパサした水分の少ないもの(おせんべい、カステラ、クッキー、さつまいもなど)

高齢者は唾液の分泌量が減ってきているので、口の中の水分を奪ってしまい、口の中や喉にへばりつきやすいです。工夫としては、水分を一緒にとりながら食べるようにしましょう。

 

 

粘りが強いもの(お餅、団子)

お餅やお団子は、高齢者に人気のお菓子です。但し、粘りがあるものは、口の中や喉に張り付きやすいので、小さく切ったものでも口の中にたくさん入れれば、小さな塊同士が粘りでくっつき、大きいまま食べるのと同じになります。これが喉に張り付いてしまうと窒息の危険があるので、注意が必要です。

弾力のあるもの(こんにゃくゼリーなど)

弾力のあるものは噛みにくく切れづらいので、食塊を形成しにくいため飲み込みづらいです。よく噛んで食べてもらうか、小さく切ったものを注意しながら食べるようにしましょう。

 

 

寒天

寒天で作ったゼリーは固いので噛まないと飲み込みにくいですが、噛むと口の中でバラけるので、嚥下が弱っている方は飲み込みづらいという方も多いです。

サラサラした液体(水、ジュースなど)

サラサラした液体や食品は、嚥下反射が起こる前に気道に入ってしまい、むせる可能性があるので注意が必要です。とろみなどをつけて食べる工夫をしてみましょう。

酸味が強いもの

かんきつ類の食べ物は、むせる可能性がありますので、誤嚥に注意しましょう。

 

おすすめの簡単デザート3選の紹介

ここでは、提供するのがとっても簡単でやわらかいデザートの弊社おすすめ3選を紹介します。

ギュッと完熟シリーズ

見た目はカットフルーツそのものので、高齢者が食べづらいとされている果物を、やわからかデザートで再現した商品です。

提供する際は、解凍するだけで常食の方からペースト食の方にも対応できるデザートになっております。

ペースト食の方には、解凍後この商品をスプーンで潰せば、食べる方にあった状態のデザートに簡単にできます。

 

 

和みのひととき(プリンシリーズ)

和みのひとときプリンシリーズは、やわらかくて食べやすい高齢者にも人気の和風味のプリンシリーズです。

デザートに、ちょうどよい食べきりサイズの50グラムです。また、デザートを食べながら栄養補給として、1個当たりたんぱく質5グラム、亜鉛5ミリグラムを摂取できます。解凍してカップのまま提供できますし、ポンとお皿にあけて盛り付けることも可能な商品です。

 

【和みのひととき(プリンシリーズ)はこちらをクリック】

 

和みのひととき(ゼリーシリーズ)

和みのひとときゼリーシリーズは、やわらかく食べやすい爽やかなフルーツ味のシリーズです。

デザートにはちょうどよい食べきりサイズの50グラムです。おいしいデザートを食べながら、栄養補給として、1日のビタミン11種類を摂取できます。また、高齢者にも必要な必須微量ミネラルの1つでもある亜鉛5ミリグラム摂取できます。解凍してカップのまま提供できますし、ポンとお皿にあけて盛り付ける事も可能な商品です。

 

【和みのひととき(ゼリーシリーズ)はこちらをクリック】

 

まとめ

いかがでしょうか?

高齢者向けデザートのポイントから人気デザートの種類、そして、食べづらいデザートと弊社がおすすめする高齢者向け簡単デザート3選の紹介を書かせていただきました。

デザートで大事なことは、一番初めに「おいしい」ことですね。

そして、高齢者が食べやすく、提供する側も簡単に提供できるデザートが便利で使いやすいですね。

 

 

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